ReactアプリをGitHub Pagesで公開する方法
ここしばらくReactの勉強をしており、その際に作成したReactアプリをGitHub Pagesで公開をしてみました。 その公開までの方法をまとめていきたいと思います。
- 1. GitHubリポジトリを作成
- 2. パッケージのインストール
- 3. package.jsonの編集
- 4. deployスクリプトを利用してReactアプリのビルドとデプロイを実施
- 5. GitHubリポジトリの設定
- 6. 公開されたReactアプリを確認
- まとめ
- 参考
1. GitHubリポジトリを作成
まず、公開したいReactアプリを格納するGitHubリポジトリを作成します。
このとき、リポジトリは「public」(公開)としてください。
2. パッケージのインストール
gh-pages
というnpmパッケージをインストールします。
gh-pages
は、ReactアプリをGitHub Pagesにデプロイするために必要なパッケージです。
公開するReactアプリのpakage.json
が存在するフォルダ下で、下記のコマンドを実行します。
npm install gh-pages --save-dev
3. package.jsonの編集
公開するReactアプリの、package.json
ファイルにフィールドを追加します。
homepageフィールドの追加
"homepage": "https://[リポジトリを作成したGitHubのユーザー名].github.io/[作成したリポジトリ名]/"
scriptsフィールドに追加
各種スクリプトを記述しているscriptsフィールドにデプロイ用のスクリプトを追加します。
"scripts": { "start": "react-scripts start", "build": "react-scripts build", "test": "react-scripts test", "eject": "react-scripts eject", // 下記を追加 "predeploy": "npm run build", "deploy": "gh-pages -d build" },
4. deployスクリプトを利用してReactアプリのビルドとデプロイを実施
公開するReactアプリのpakage.json
が存在するフォルダ下で、下記のコマンドを実行します。
コマンドを実行すると、Reactアプリのビルドとデプロイが行われます。
npm run deploy
実行が成功すると、Published
と表示されます。
5. GitHubリポジトリの設定
デプロイが完了したら、作成したリポジトリにgh-pages
ブランチが作成されています。
このブランチを使用し、GitHub PagesでReactアプリが表示できるようにリポジトリの設定をします。
作成したGitHubリポジトリにアクセスして、"Settings" > "Pages"
に移動します。
"Source"
をDeploy from a branch
として、"Branch"
にgh-pages
ブランチを選択して"Save"
ボタンを押して設定します。
6. 公開されたReactアプリを確認
反映に少し時間がかかりますが、5の設定をしたあとしばらくしてから、3で設定したhomepage
フィールドのURL(https://[リポジトリを作成したGitHubのユーザー名].github.io/[作成したリポジトリ名]/
)に接続すると、Reactアプリが表示されます!
まとめ
以上がReactアプリをGitHub Pagesで公開する方法でした。